~研究方法を理解するために必要な3のコト―議論・読書・レジュメ―~
私たち江上ゼミナールの活動がどのようなことをやっているか分からない方はたくさんおられると思います。なので、サブタイトルにもつけたように江上ゼミを理解するためには3つのことを理解していただかないといけません。むしろこの3点を抑えていただければ江上ゼミナールの日々の活動を理解したと言っても過言でありません。
また、江上ゼミナールではこれから説明する3つのコトを単にこなすだけではいけないのです。やらされていると思っていては課題以上のことができないからです。そういう「プラスアルファ」を得るためという意味もあって江上ゼミでは“自主性”が問われます。
では、江上ゼミを理解するために必要な3のコトを紹介していきましょう。
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やはり、議論なしにはゼミナールは成り立たないでしょう。また、議論をしていないゼミナールは存在しないでしょう。それほど議論は基本的なものであると思います。
私たちのゼミナールでは各ゼミの議論の場の中で一人づつ発表者、司会者が存在します。発表者と司会者はローテーションで一人一回は必ずまわってきます。発表者はいかにして自分の意見をわかりやすくはっきりと伝えられるかが勝負です。また、司会者は議論が円滑に行われるようにみんなの意見を理解して議論をまとめる能力が問われます。
こうした、コミュニケーション能力が議論の中で非常に大切な位置を占めています。これができないと議論する意味がなくなりますし、ひいては人間生活の質にもかかわってきます。
議論をする人々はこれから説明する読書とレジュメをしっかりと行っていかないと成り立たないのです。それについて次に詳しく述べていくことにします。
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読書をしていますか?私たちのゼミナールを一言で言い表すならば「読書」です。読書は私たちのゼミナールにとってなくてはならないものです。「最近の人は本を読まなくなった。」なんていわれるようになりました。確かに、インターネットで様々な専門的な情報に触れる機会も増えましたし、さらにはデジタルディバイスを使った読書が最近発達してきました。しかし、やはりインターネットというものは出典が明らかになっていなかったり、誰が書いたかわからない情報が多く存在しています。
一方、世の中に出ている本たちは責任をもって書かれている書物ばかりです。信頼性からいって明らかに本のほうがいいのです。こうした責任をもって書かれている書物によって私たちは様々な人の考え方を知っていくのです。議論していくのにも単なる主観だけでは議論は成立しません。主観だけだとどうしても相対的な議論になってしまって、「その人よりけり」と言った結論が出かねません。学問は過去の積み重ねであります。その過去を知らなければ意味がありません。
読書によって新たな視点から世の中が見えるようになるということは、見えるようになった人しかわからないのですが、気持ちがよいものです。活字メディアをもっと大切にしましょう。
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さて、読書をするだけではいけません。読書と言うインプットをしたら次にアウトプットをしなければいけません。私たちのゼミナールでは週に一回ゼミで議論するためにレジュメを書きます。レジュメとは自分の考えの要約です。私たちのゼミナールではレジュメに課題図書の要約、重要だと思った点、この本で疑問に思ったこと、そしてゼミの議論の中で議論をしたいことをA4サイズ2枚にまとめています。
そして、ゼミのある日の3日前にメーリングリストを利用してレジュメをあらかじめ提出します。こうすることによってゼミの当日までに他の人の意見をまとめることができ議論が円滑に出来るようになります。
週に一回もレジュメを提出しなければならないことが、しばしば、厳しいと言われることがございますが勉強は日々の積み重ねです。いきなり文章を書こうとしてもそう容易く書けるようなことはありません。なので毎週自分の意見をかける機会を生かして自分の意見をまとめていけるような力を身につけていただきたいと思っています。その上、自分が発表者だとしてその章について自分の意見を提示しないまま批判されたら嫌だと思いませんか。自分もこの意見について理解したうえで議論をしないと発表者に失礼です。なので、全員レジュメを書くのです。


